愛媛県松山市のパンの製造販売業者が、破産申し立ての準備に入ったことが20日にわかりました。負債総額は約1億円とみられています。
破産申し立ての準備に入ったのは、松山市清水町のパン製造販売「いろは屋」です。
東京商工リサーチ松山支店によりますと、「いろは屋」は、1979年10月に創業、原材料の大半に国産品を使用し職人が焼き上げるスタイルで高い支持を得ました。また県の農産物PRを目指す「えひめスイーツプロジェクト」に参加するなど新商品の開発なども進め、一時は市内で4店舗を運営。年商はピークの1994年当時に約5億円を上げていました。
しかし、同業者やコンビニなどとの競争が激化し、ホテルや病院などへの外販にも力を入れましたが業績はジリ貧化。特にコロナ禍の2020年には売り上げが一気に縮小して1億円を割り込み、累積赤字が膨らんでいました。
さらに小麦やバター、牛乳など原材料費の高騰が追い打ちをかけ、ついに耐えきれず最後の1店舗も1月6日に閉鎖したということです。
負債総額は約1億円とみられています。
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