大頭神社(おおがしらじんじゃ) 妹背の滝(いもせのたき)雄滝(30m)  広島県廿日市市大野滝ノ下5357 字  #広島 #広島県 #神社 #嚴島神社 #摂社 #推古天皇 #毛利元就 #弥山 #奉納 Pianeta (OihfKj3GMa)

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大頭神社について

大頭神社は嚴島神社の摂社として推古天皇11(603)年に創祀されたと伝えられ、1400年余りの歴史があります。大野地域の氏神様として、また疫神退散の象徴として古く全国から崇敬を集めております。妹背(いもせ)の滝は源流の異なる二つの滝が当社の側で合流し、末は一つになるという良縁・夫婦の滝です。風光明媚な立地条件に恵まれた由緒深い大頭神社に是非御参拝下さい。

大頭神社の由緒

嚴島神社の摂社として推古天皇11年(603)に創祀されたと伝え、古くは嚴島兼帯七社の一とされた。

もと郷桑原に鎮座したが、大正2年(1913)に現在地に遷座した。楽音寺蔵「安芸国神明帳」に佐西郡二位五前として大頭明神とある古社である。

正安2年(1300)「伊都岐島社未造殿舎造営料言上状」に「大頭社一宇三間一面、同戎殿一間一面、同拝殿一間一面、庁屋五間一面、御供屋三間、鳥居一基」と記されており、鎌倉時代には既に多くの社殿が建ち並んでいたことが知られる。また、平清盛の頃より毎年米五十三石余りを奉納されていたと伝え、毛利元就公の時に二十三石、福島正則公の時に十六石、江戸時代に至るも十二石の社領米を有していた。寛永14年(1637)再建の棟札を蔵す。

特殊神事 四鳥(しちょう)の別れ

旧暦9月28日に斎行。

嚴島の神烏(ごがらす)四羽が飛来し、御烏喰式(おとぐいしき:神烏にお供えをする儀式)を行った後、親烏二羽は紀州熊野に帰り、子烏二羽は嚴島の弥山に残って、次の一年間の祭りを享ける。

これにより大野は古くから別鴉郷(べつあのさと)と呼ばれた。

伝承

『芸藩通志』によると、大頭神社の末社である中山大歳社(椎宮神社)、塩屋山祇社(太田神社)、奥谷尻河内社(原神社)、三鎗谷三鎗社(三鎗神社)は大頭分身の神と伝えられている。

『日本書紀』一書によると、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が火之迦具土神(ひのかぐづち)を斬り給う時、その首が大山祇命、身中が中山祇命(椎宮神社)、手が麓山祇命(三鎗社)、腰が正勝山祇命(原神社)、腹が奥山祇(原神社)と化したといい、首、即ち頭より成った大山祇を祀るため当神社を大頭神社と称し、また四末社は他の部分より成った神を祀るための分身と伝えられている。

本殿

昭和56年に再建され、三間社流造で東面しています。

総檜造りで屋根は檜皮葺でしたが、令和の大改修で銅板に葺き替えました。

拝殿

大正2年(1913)再建され幣殿と一体に建てられ、地形の高低差を巧みに利用した重層建築(2階建)であって神社拝殿としては珍しい例です。本殿とも接続した複合社殿で、切妻造妻入で正面に唐破風向拝を付し雲龍、菊水、獅子、象、唐獅子牡丹 等等各所に彫刻が用いられており、明治大正期の装飾性の高い神社建築の代表例となっています。

拝殿正面 sgarbi 龍の彫刻

拝殿正面には、全国でも珍しい三体の龍の彫刻が飾られています。

朱の鳥居(一の鳥居)

朱の鳥居の扁額は有栖川宮熾仁(たるひと)親王殿下のご染筆です。

石の鳥居(二の鳥居)

御創祀1400年を記念して、平成15年に現在の鳥居が建立されました。鳥居の扁額は、北白川道久神宮大宮司(当時)のご染筆です。

報國神社(ほうこくじんじゃ)

昔は、乙神社と称し、現在地に鎮座されていました。昭和18年 (1943)に改築され、大野村内の戦死者、戦病死者の御霊を祀る招魂社となりました。戦後昭和32年(1957)報国神社と改称され英霊464柱を祀り現在に至っています。

神烏神社(ごがらすじんじゃ)

御祭神:神鴉の御霊(みたま)

嚴島神社が現在の地に鎮座する時に御先導された神鴉の御霊をお祀りしています。その子孫が年々雌雄一双の子を育てて、親子四羽が大頭神社秋祭りの日に神事(御烏喰式[おとぐいしき])を行います。親鴉二羽は紀州熊野へ帰っていき行き、子二羽は翌日より嚴島神社の御島巡に出られます。この神事を「四鳥の別れ」(しちょうのわかれ)といい、この事から大野は古くから「別鴉の里」(べつあのさと)と呼ばれていました。

末社

荒神社(こうじんしゃ)

御祭神:荒神様(地域の守り神)

稲荷社(いなりしゃ)

御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、佐田彦神(さだひこのかみ)、大宮能売神(おおみやのめ)であり、京都の伏見稲荷大社から勧請されたと伝えられる。五穀豊穣・商売繁盛。

金比羅社(こんぴらしゃ)

御祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)香川県金刀比羅宮から勧請されたと伝えられる。海上交通守護・福徳。

祇園社(ぎおんしゃ)

御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)

京都八坂神社から勧請されたと伝えられる。疫病退散。

大社(たいしゃ)

御祭神:大国主神(おおくにぬしのかみ)

出雲大社(いずもたいしゃ)の神様(だいこくさま)を勧請したと伝えられる。財運福徳、縁結び。

天神社(てんじんしゃ)

御祭神;菅原道真(すがわらのみちざね)公

学業成就。厄除招福。

妹背の滝(いもせのたき)

家族で水遊びを楽しめる人気の滝 妹背の滝

広島岩国道路、大野ICからすぐ近く、大頭神社の裏にある妹背の滝。

雄滝と雌滝のふたつの谷が楽しめる観光スポットです。

迫力のある雄滝(30m)と高さのある繊細な雌滝(50m)とのふたつの滝は、古くは「めおと滝」と呼ばれ、「夫婦滝」や「雌雄滝」と書いてました。大正の初めころ、夫婦を意味する古語「妹背」を用いて「妹背の滝」と呼び始めました。

自然の美しさを堪能できる景勝地ですが、雄滝では滝の水が落ちるすぐそばまで水遊びができ水深も比較的浅く、避暑には最高のスポットです。

岩にはじかれた水しぶきはマイナスイオンたっぷり。お弁当を持って家族で散策したり、水遊びをしたり、そして帰りには宮浜温泉で温泉につかったり、と休日のお出掛けにもぴったり。

もちろん秋には紅葉も楽しめ、広島の自然豊かな観光地として、雄大な自然を遊び場にできる貴重な場所として、一年中訪れる人が絶えない観光地となっています。

繊細な美しさを見せる高さ50mの雌滝と、水量が豊富で30mの落差をダイナミックに流れ落ちる雄滝の2つの滝で、古くから夫婦滝といわれている。麓の大頭神社から滝に続く遊歩道はハイキングコースとして整備されており、新緑や紅葉が美しい。

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